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エンドプロテーゼについてもっと知りたい  [2007年12月11日のトピックス]

目指したいのは、あなただけの美しさ…

エンドプロテーゼについてもっと知りたい

当院が採用するエンドプロテーゼは固形のジェルです

エンドプロテーゼは、他の製品と間違って解釈され、危険なものではないか?と誤解されていますが、そのようなことはありません。エンドプロテーゼとはCE認可のジェル状プロテーゼで、注射剤ではなく、体内に入れる埋入材です。エンドプロテーゼにも数種類ありますが、当院で採用しているエンドプロテーゼ取り出し可能なリムーバブルエンドプロテーゼジェルです。

※当院では、流動性シリコンなどは用いておりません。

<リムーバブルエンドプロテーゼジェルの特徴>
  1. リムーバブルエンドプロテーゼジェルは固形のジェルです
  2. エンドプロテーゼは組織の中に注入するものではありません
  3. 注射法ではなくプロテーゼ法ですから手術です
  4. プロテーゼですから将来取り出しが可能です
  5. プロテーゼですから吸収されません。
  6. すでに海外(EU, ロシア)での臨床治験は済んでいます。
リムーバブルエンドプロテーゼジェルとは

実際のジェルをお見せします。下記画像をご覧下さい。

  • 固形のエンドプロテーゼ

    固形のエンドプロテーゼ

  • 手でつかめます

    手でつかめます

  • ハシでつまむことも可能です

    ハシでつまむことも可能です

※一般に使用されている非吸収性の注入ジェルは液体のジェルです。

このような、液体状の非吸収ジェルを体内に注入することは、周囲組織に浸潤するばかりではなく、将来取り出すこともできないので当院では使用しておりません。

エンドプロテーゼは組織の中に注入するものではありません

注入剤(フィーラー)とエンドプロテーゼインプラント)の違いについて、下の図をご覧下さい。
注入剤(フィーラー)は組織の中に直接、液体または液状のジェルを注射(injection)します。エンドプロテーゼは外科手術的に固体または固体のジェルを埋入します。注射器を使用しますが挿入(insertion)します。
人工物(異物)を体内に入れる場合、安全な条件とは、発がん性や毒性がないことはもちろん1.吸収されて無くなるもの、2.吸収されないが摘出可能なもの、3.周囲に浸潤しないもの、という条件が必要です。

注入剤(フィーラー)とエンドプロテーゼ(インプラント)の違い

エンドプロテーゼは非吸収性フィーラーではありません。

自己組織との関係をエコー画像で見てみましょう

  • フィーラー

    フィーラーは注入されると自己組織の中に混じってしまいます。

  • エンドプロテーゼ

    エンドプロテーゼは自己組織とプロテーゼのあいだに自己皮膜ができ隔てられます。

エンドプロテーゼジェル挿入後のMRI所見<エンドプロテーゼジェル挿入後のMRI所見>
従来の固形シリコンプロテーゼと同様に、皮下組織と骨の間のポケット内に良好な状態で、とどまっています。
周囲には皮膜が存在し、プロテーゼは被膜以外の周囲に溶け出したり流れ出したりしていません。
明らかにフィーラーを注入した状態とは異なります。

注射法ではなくプロテーゼ法ですから手術です

組織の中に直接、液体または液状のジェルを注射(injection)する、フィーラーに対して、外科手術的に固体または固体のジェルを埋入するエンドプロテーゼがあります。当院で採用しているエンドプロテーゼは挿入する場所に外科的にポケットを作成します。注射器を使用しますが注入(insertion)するのであって注射(injection)はしません。ちょうど、「ところてん」を挿入する要領です。

プロテーゼ法 プロテーゼ法

下の2つのイメージ画像はエンドプロテーゼではありません、ところてんです。

エンドプロテーゼのイメージ

エンドプロテーゼは作成したポケットにこのような感じで、注入(挿入)します。
注入材とは違うのがわかりますね。

ところてんを使ったイメージ動画をご確認いただけます。
(イメージ映像:8.8MB。再生にはQuickTimeが必要です。)
Get QuickTime

プロテーゼですから将来取り出しが可能です

実際の施術例をお見せします。下記画像をご覧下さい。

まとめ

当院で採用しているエンドプロテーゼは、注射剤ではなく、体内に入れる埋入剤で、将来取出しが可能な固形のリムーバブルエンドプロテーゼです。
さらに詳しい内容は当院の医師にご質問ください。

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